9月の祝日の一つ、秋分（しゅうぶん）の日。
2023年の秋分の日は9月23日で、あいにく土曜日（振替休日なし）です。。
本記事では、秋分の日の起源や意味合いなどを簡単に解説しています。
加えて、秋の行楽シーズンにぴったりなノベルティも数点ピックアップしました。これからの季節に合う販促品をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
秋分の日とは？ ～昼と夜の長さが同じ（？）日～
秋分の日は、春分の日と同じ二十四節気（にじゅうしせっき）のひとつであり、毎年9月22日か23日（まれに24日）に位置します。
日本の太陽暦において 秋の季節の真ん中にあたる日 とされ、日中と夜間の長さがほぼ等しくなる「日中夜長が同じ日」（実際には、昼の方が約14分長い）として知られています。
秋の訪れを象徴する重要な日でもあり、「秋の日はつるべ落とし」と、急に「日が短くなった」と感じ始める頃となります。また、農作物の収穫が盛んな季節であることから、感謝と節句の要素も含まれることがあります。
秋分の日はいつ？
具体的な日付は年によって異なります。
和暦や太陰太陽暦に基づき、西暦での日付が一定ではなく、毎年暦の調整が行われることで秋分の日が決まります。
ちなみに、2000年に入ってから2023年までの秋分の日は以下のようになっており、9月24日になる年は当分来ない見込みです。
- 9月22日
-
2012年、2016年、2020年
- 9月23日
-
上記以外
- 9月24日
-
なし
秋分の日の行事 ～お彼岸～
日本では、秋分の日は国民の祝日です。
秋の行楽に出かけたり、お墓参りを行ったりすることが一般的です。また、仏教の宗派によっては、この時期に先祖供養や墓参りが行われることもあり、お彼岸 とも呼ばれます。
2023年のお彼岸スケジュールは以下の通りです。
| 9月20日（水） | 秋彼岸入り（初日） |
| 9月23日（土・祝） | お中日（秋分の日） |
| 9月26日（火） | 秋彼岸明け（最終日） |
- 彼岸（ひがん）：生死の海を渡って到達する、悟りの世界にいるご先祖様の世界
- 此岸（しがん）：迷いや煩悩に満ちた、私たちが生きている世界
この2つの世界が近づくとされる、春分の日と秋分の日を中日とした7日間に行われる行事がお彼岸です。
「ご先祖様と過ごし感謝する期間」という点ではお盆と共通していますが、
- お盆
-
- 夏
- 帰ってくるご先祖様の霊を迎え入れる
- お彼岸
-
- 春秋
- こちらから近くまで行ってお招きする
といった違いがあります。
また、お墓参りの方法は、日本全国各地で違いがあります。
お墓の前で親戚一同が集まってご馳走を食べたり、お墓の前で爆竹やロケット花火等、大きな音の出る花火を上げたり、静かなお参りとは打って変わってにぎやかに行う地域もあるようです。
秋分の日でもあるお中日にはお墓参りに行き、ご先祖様へ日頃の感謝を伝える機会を作ってみてはいかがでしょうか？
余談
お彼岸の頃になると、必ずといっていいほど、ヒガンバナ（彼岸花）があちこちでいっせいに咲き始めます。
桜の開花などは、その年の気温や日照時間などにより毎年開花に違いがあります。一方、彼岸花は毎年規則正しく咲いているような気がして、毎年不思議に思います。
河原や田畑で彼岸花を見かけると「あぁ、お彼岸だなぁ」と思います。
彼岸花は、仏教用語で「天上の花」という意味の「曼珠沙華（まんじゅしゃげ）」という別名を持っています。彼岸花がお墓や田畑のあぜ道によく咲いているのは、艶やかで美しい花姿とは別に球根に強い毒をがあり、「モグラやネズミから農作物やお彼岸の供物を守るために植えられた」という説があります。
最近では、観賞用として白やピンクの彼岸花も出てきておりますが、彼岸花に触れた時は必ず手をしっかり洗うように気を付けましょう。
行楽シーズンにオススメのノベルティ
毎年秋分の日の前後は晴れることが多く、夏の余韻が残る観光日和となることが多いです。
さわやかな秋風を感じる屋外で、お墓参りがてらドライブやバーベキューなどを楽しまれてはいかがでしょうか？
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