節分といえば・・・
- 「鬼は外、福は内」と声を出しながら福豆(煎り大豆)を撒き、
- 鬼役の人に豆をぶつけ、
- 年齢の数だけ(もしくは1つ多く)豆を食べる。
このような厄除けの行事は、多くの方がご存知かと思います。
この行事は、中国の風習を由来とする平安時代の追儺(ついな)、鬼遣(おにやらい)と呼ばれた宮中行事を元としているとされています。
【節分】といえば2月、という認識が多いですが、そもそも【節分】とは、季節の節目である「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日のことを指します。本来の節分の意味を考慮すると、「節分」は実は年4回もあるのだそうです。
一年の変わり目、冬から春に転じる2月は変化が大きく、疫鬼が民に病や災禍をもたらすとされておりました。この疫鬼を駆逐するために、「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰、または語呂合わせで、「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」というところから、鬼に豆をぶつけて邪気を追い払い、一年の無病息災を願います。
確かに2月は、風邪やインフルエンザ等が流行る時期で、他の季節よりも病に伏せる人が多くなります。この時期に行う豆まきが全国的に広まったようです。
子供の頃は、豆は家の外に向かって投げ、家の中には豆とお菓子を一緒に投げており、豆よりも飴やチョコレート、個装されたおせんべいやビスケットの方が嬉しく、とても楽しい行事でした。
(今では年の数だけの豆を食べるのが苦痛なので、筆者は豆まきは行いません。)
また最近では、豆まきではなく【恵方巻】を食べるご家庭が増えているようです。
恵方巻とは、その年の縁起の良い方角「恵方」を向いて、巻寿司を丸かぶりすると願い事がかない、福を招くとされる食べ物です。
筆者が子供の頃には無かった風習ですが、1980年代後半に大手コンビニチェーンが「恵方巻」という名前を付けて大々的にPRしたところ、全国に広まったとされています。
恵方巻は福を逃がさないように無言で食べるのが正式な食べ方と言われており、流行り出した当初は「皆が同じ方角を向いて無言で太巻きを食べる」という不思議な光景に、笑ったものでした。
魚介が苦手な筆者ですので、これまで恵方巻を食べたことは無いのですが、最近ではお肉や野菜の恵方巻に加え、なんとロールケーキ等の恵方巻もあるようです。これなら、吉方位を向いて無言で食べきって見ようかと思います。
この豆まきも店舗等のイベントとして利用される場合も多く、販促メッセでも毎年早い時期に完売してしまう豆まきセットがございます。
1月上旬には売り切れてしまう豆まきセットですので、お早めのご検討がお薦めです。
豆まき・恵方巻どちらも共に、健康と繁栄を願って行う日本の行事ですので、大切に守っていきたいですね。
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