良くも悪くも余ってしまった『予算』を使い切るには?
「予算は余ってもいい!」なんて、企業のお偉いさん方は言うでしょう。
確かに会社全体でみれば、無理に予算を使い切る必要はなく、余った分は次年度以降の資金として温存しておくのが理にかなっています。
でも現実には、予算が余ってしまうと次年度の予算を削られかねない・・・というのも事情もありますよね。
本記事では、そんな歯がゆさのある予算の、効果的な使い道をご紹介します!
予算計画と予算取り
国・自治体は勿論のこと、企業でも何かを行うためには、まず予算を立てることと思います。
企業の大きな目的の一つは、利益を出すこと。
利益を最大化し、中長期の利益目標を達成するためには、持てる資金を部署や事業所などに適切に配分する必要があります。
では、どのように配分を決めればいいのか?
その判断基準となるのが、部署や事業所ごとに立てる1会計年度分の「予算計画」です。
各部署、各事業所それぞれで、特に年度末前の1~2ヶ月は、予算を確保すべく綿密な計画を立てるところが多いと思います。どのような企画でも、基本的には潤沢な資金があるかどうかで企画の質・成功に大きく影響が出てきます。
すなわち、次年度において質・成功率ともに高い企画を遂行するためには、「予算取り」が重要となるわけですね。
次年度の予算を確保するには
ただ、限りのある事業資金の中で十分な予算を確保するためにはどうすればよいでしょうか?
「それ相応の素晴らしい企画を立てる」のは当たり前ですが、まず初めにクリアすべきは、「前年度の予算を年度末までに使い切ること」です。
翌年度(翌期)の計画は、前年度どれだけ予算を使ったかの実績を元に策定されるのが通例です。それぞれの事業が、どれだけの維持費を必要とするかについて見直しを毎年行うのです。
このとき予算が余ると・・・基本的にはその分は必要が無いとみなされ、翌年度分はカットされてしまうことがあります。
大きな企業であればあるほど、この部分はしっかりと決められています。
前年度に配分された予算をしっかりと使い切ることが、次の企画の予算取りに幾分か反映されてくるでしょう。
本来であれば、予算内に利益が出せるのは素晴らしいことなのですが・・・
このような背景を考慮すると、前年度の予算を使い切ることも考えた方が良さそうです。
残った予算の使い道【3選】
よく利用される予算消化の方法を3つ、纏めました。
【SNS広告】流行だが、効果が見えにくいのが難点
最近では、FacebookやInstagram、X(Twitter)などのSNS広告に、残った予算を投入することが増えているようです。従来の広告、テレビCMなどに比べれば安価であり、海外を含めた多くのユーザーをターゲットにできるのが魅力的ですね。
ただ、SNS広告はその効果が目に見えにくく、期待した成果が得られないことも多々あります。
加えて、広告の管理や最適化には専門知識が必要であり、十分な効果を得ようとすると時間や追加コストが必要になる場合もあります。
「限られた予算を手軽に消化する方法」としては、いささか微妙かもしれません。
【人材育成】eラーニング研修は融通が利いて使いやすい
人材育成に予算を投入することも増えています。
その方法は多岐に渡りますが、「限られた金額」「手間いらず」という予算消化の観点では、eラーニング研修がお薦めです。
集合研修を実施する場合は、社員の日程調整や研修場所の確保など、業務的負担も伴って手間がかかります。
動画などを利用したeラーニング研修であれば、基本的にパソコンやスマホさえあれば時間・場所を気にせず実施できるため、とても手軽に利用できます。
もし研修に必要なパソコンが足りない場合は、パソコンのレンタルも利用できます。もちろん研修用途だけでなく、「購入前に試しに使ってみたい」という場合にもオススメです。
購入した研修は翌年度に活用することもできるため、「翌年度の人材育成にかかる費用を今年度の予算で消化しておく」という使い方も可能です。未来への投資として魅力的ですね。
【ノベルティ製作】なんだかんだ使い勝手の良い予算の消化方法
SNS広告や人材育成として利用される以前、定番の予算消化方法と言えば、「ボールペンや付箋等の事務用品に社名や会社ロゴを印刷し、社内の備品に使ったり顧客訪問時にお渡ししたりするノベルティ」としての使い道です。
ノベルティ製作は、多種多様な商品の中から、製作数量やオプションの有無(名入れをする/しない、など)によって細かく金額を調整できるため、SNS広告や人材育成より金額面の柔軟性が高いのが大きなメリットです。
「予算が少し余っているけれど、SNS広告や人材育成には足りない」というときはもちろん、「これらと併用して予算を使い切る」ということも可能です。
多くの人にとって使い勝手の良い見栄えのする商品に、社名・連絡先を名入れ印刷し、ノベルティを製作するのは如何でしょうか?
予算消化にオススメのノベルティ
多種多様な商品から選べるのがノベルティの魅力ですが、多すぎると探すのが大変です。
そこで、予算消化にお薦めのアイテム・ジャンルを、いくつかピックアップしてみました!
ぜひ参考にしてみてください。
SDGs対応のボールペン/鉛筆
近年注目されているエコグッズ。たくさんの種類の中から、ノベルティの定番であるペン類をピックアップ。
訪問先の担当者にお渡しする際にも、単なるボールペンとは違いますから、SDGsを話の糸口にすることも可能ではないでしょうか?
シンプルなデザインが多く、ペンのボディに名入れも可能です。
次年度の予算取りとともに、フレッシュマンと一緒に回る営業時にも社名入りノベルティは必ず役に立つはずです。
さくらグッズ
4月から翌年3月までを会計年度とする会社や団体は多いはず。
時期的にはちょうど春が訪れるタイミング。ということで、温かく華やかな気分にさせてくれる「さくらグッズ」はいかがでしょうか?
年度末または新年度のご異動・お引越しに関係するご挨拶用に、食品もオススメです。
春の食品は以下特集ページにも纏めていますので、ぜひ探してみてください。
ここで紹介した以外にも、エコラボジャパンが運営する販促メッセでは多種多様なアイテムをご用意しております。
ノベルティの選定にお困りの際は、ご遠慮なくお声掛け下さい。
販促メッセをご愛顧いただけますと幸いです。
販促品・ノベルティの総合サイト
企業様や店舗様での開店・開業・周年記念、展示会でのノベルティ等、「無い物を探すのが難しい」多種多様な商品を取り扱っております。